夏の肉豆腐 と このブログにまつわるあれこれ
肉豆腐がメインの母の晩御飯。ゴーヤやエリンギを添えて、夏らしい肉豆腐。
ほぼ毎日、父が母の料理を写真に撮り、それが離れて住んでいる私を含めたきょうだいにLINEで送られてくる。その料理があまりにも美味しそうで、私は家に帰りたくなる。
このブログは、母が毎日頑張っている料理と、それを毎日携帯カメラにおさめる父、ヘェ〜美味しそう!私も作って見たいわぁという私の興味、そんな私への母からのアドバイスで出来上がっている。
母の味はしっかり覚えても、作り方はほとんど知らないことが多く、母と一緒に暮らした高校3年生までの間に、もっとお母さんの料理を学べばよかったなぁと思っていた。それから、私が大学に出てから、母の味は進化を続けていたことが、毎日のように父から送られてくる家のご飯の写真を見るとわかり、作り方を知りたくなった。
そんなお母さんの料理をちょっとでも覚えられたら・・・と思ってこのブログを始めたが、それ以上に想像していなかったことがいろいろ出てきた。
例えば、ただ写真を見て美味しそうだね〜というだけの会話だったのが、作り方をまとめておこうと思うと、もう少し細かく教えてもらいたく、それが母とのやりとりを生むようになったこと。離れて住んでいても、毎日のように家のご飯の話をすると近くにいるように感じるから不思議。
ブログのために、母は途中経過の写真をたまに送ってくれるようになった。料理が公開されたり、私が学んでいるということを、母も楽しんでくれていそうな気がする。
一日に6時間寝るとして、残りは24ー6=18時間。そのうち、仕事や学校や部活なんかで過ごす時間を、ざっと12時間とすると、残りは6時間。お風呂やトイレや身なりを整えるのに1.5時間だとすると、残りは4.5時間。この残り4.5時間に、朝食と夕食の時間が含まれる。平日の話だけど、家族が一緒に過ごせる時間というのは、意外と少なかったりする。だから、家族で食卓を囲むというのは、本当に大事なことだと思う。
去年、私自身は第一子となる長女を授かった。この子に、私も「お母さん、おいしいよ!」と言ってもらえるようになりたいな〜。
〜 では、ここから夏の肉豆腐の作り方(母撮影の途中経過写真付き)
1. 牛肉を、酒、砂糖、みりん、茅乃舎だし袋を破ったもの、醤油 を合わせた だし で、さっと煮る。軽く火が通ったら肉を取り出す。
2. 1.の残りの汁に水を足し、新ごぼう、焼き豆腐、エリンギをにて、一旦火を止め、味が染み込むまで置いておく。食べる前に新玉ねぎをのせ、その上に、1.で取り出した牛肉を乗せて温める。玉ねぎに火が通るくらいまで。
3.ゴーヤは、水、酒、茅乃舎のだし袋(破って中身を入れる)、塩、砂糖で煮る。これを、2.で完成した肉豆腐にトッピングする。
ゴーヤを肉豆腐と一緒に煮ると、他のものが苦くなってしまうかも・・・という母の気遣いのよう。大丈夫かもしれないけれど。別で煮ると、綺麗な緑色も保てます。